"生"シラス丼

ネタ・小話


タイトルの通り、今日のテーマは”しらす丼“。
「あぁ〜ご飯の上にしらすが乗ったどんぶりね」と思う方がほとんどだとは思うけど、生しらす丼は、普通のしらす丼とは異なります。
しらすといえば、白い魚を思い浮かべる方が多いと思いますが、実際は半透明な魚です。
茹でられたり干されたりすると白くなります。

そもそも、しらすとはウナギやイワシなどの体に色素がない魚の稚魚のことを指します。
一般的に「シラス」として売られている魚はイワシの稚魚で、現在流通しているしらすの多くはカタクチイワシの稚魚です。

で、しらすと生しらすの何が違うかというと生か否かってことですが、生しらすはほとんど流通していません。
その理由は、生しらすは獲れたその日しか食べられないからです。
言葉を言い換えると、獲れた直後でないと美味しく食べられないということ。それだけ鮮度が命の食材なのです。
まぁそういうわけで、水揚げされたしらすのほとんどは茹でられたり干されたりします。
そのため生しらすはほとんど流通していません。

まぁなんでこんなことを書いたかっていうと今日生しらす丼を食べたからなんだけどね。

上の写真が生しらす丼(醤油とか一切かけてない、生しらすがご飯の上に乗っただけの状態だけど)
画質があまり良くないので伝わりにくいかもしれないけど、生しらすは半透明です(さっきも言ったけど)。

食感は生なので水気があります。そのためパサパサした食感ではなくしっとりしています。
また、ほんのりと苦味があってとても美味しいです(「苦い!」ってわけではない)。
ちなみに鮮度が落ちると苦味が急激に強くなって美味しくなくなっていきます。

結局何が言いたいか分からなくなってきたのでそろそろ終わるけど、とにかくしらす丼は美味しいのでも是非食べてみて!ってことです。