【旅行記】東京九州フェリー『それいゆ』乗船記(横須賀新港〜乗船)

旅行記

2021年7月1日に、横須賀と新門司を結ぶ東京九州フェリーが就航しました。
今回東京九州フェリー『それいゆ』にて横須賀から新門司まで乗船しましたので、そのときの様子をゆるっと紹介します。

はじめに

現代の日本には、飛行機や新幹線、特急列車に自動車、高速バスや寝台特急など、多くの移動手段があります。2027年には東京(品川)〜名古屋をリニア中央新幹線の開業が控えているなど、より早く移動できる時代が訪れようとしています。
そんな中、時速40km前後という乗り物としては決して速くはない速度で移動するフェリーが新規就航となり、長距離移動の選択肢が1つ増えることになりました。

東京九州フェリーについて

詳細についてはホームページをご覧いただきたいですが、概要だけ記載します。

船名:それいゆ
航路:横須賀新港〜新門司港
出港:23:45(今回は23:55頃出港)
到着:翌日21:00
等級:ツーリストA(他にツーリストS、ステート、デラックスがあります)
料金:¥12,000(通常期。繁忙期は¥18,000)
URL:https://tqf.co.jp/

これまで首都圏から西日本へ行けるフェリーの代表的なものとして、徳島を経由して北九州に向かうオーシャン東九フェリーがありましたが、2泊3日かけて移動するため、社会人となった自分にはかなりハードルの高い乗り物となっていました。
一方の東京九州フェリーは、途中寄り道しないこともあり移動時間は約21時間であり、金曜深夜に乗り込めば1日ゆっくりしつつ土曜の夜に到着します。
また、料金については往復割引や学生割引があるようですので、対象の方はさらに安く行けそうです。

横須賀新港へのアクセス

東京九州フェリーの東方のターミナルは東京ではなく神奈川県横須賀市にあります。
横須賀でいいじゃんと一瞬思ったけどきっとこれは「東京湾」を表しているんだろう、知らんけど。

横須賀新港へは、京急横須賀中央駅から歩いて行くことができます(約10分強)。
なお、JR横須賀駅からは距離があるので注意が必要です。



↑地図を見てもらうと分かるように、大体は直進で行くことができ、フェリー入口への標識もあるためスマホで現在地を確認していれば多分迷わず行けると思います。
方角に自信がないようでしたらサクッとタクシー使ってしまうのが良いと思います。乗れなかったらシャレになりませんし。

海辺に大型トレーラーが停まっているところが見えたら間もなくフェリーターミナルです。

フェリーターミナル(横須賀新港)の様子


フェリーターミナル。東京九州フェリー専用のターミナルということもありコンパクトな印象です。
内部は3階建てとなっており、1階は受付、2階は出港ラウンジ、3階はフェリー乗り場となっています。

東京九州フェリーのちょっとレトロでイタリックな字体がイカしてます。

建物内は、白を基調とした清潔感のある雰囲気をしています。

2階の出港ラウンジの様子。飛行機の待合スペースを想像するといいかも。
ここで食料やお土産などを購入可能ですが、船内でも買うことができます。

他には外を眺められるカウンター席もあり、コンセントもついています。
ここなら一応仕事もできそうです、やりたくないけど。w

また、ここにはフリーWi-Fiもあり、なかなか快適な通信速度が出ていました。
事前に映画やアニメなどをダウンロードしておくと道中も快適かも。

ちなみに屋外の喫煙所からは船がよく見えます。私が行ったときはタバコスペースというより撮影スペースと化していました。なお、船体が大きくて全部収まりきらなかったのでオススメかどうかは分かりません。w

乗船口へはエスカレーターで上に上がる構造となっています。

通常では23:15に入れるそうですが、私が乗ったときは大雨の影響で23:30から乗船開始に……。

続き(ようやく完成しました;)
【旅行記】東京九州フェリー『それいゆ』(ツーリストA)乗船記(横須賀→新門司) – ひかりの軌跡

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