山陰観光列車『あめつち』乗車記
松江駅
そんなこんなで松江駅に到着しました。
駅員さんたちが横断幕を持って歓迎してくれました。
歓迎ムードがあると乗ってて自然と気分も良くなります。
松江駅でも記念にパシャリ。
よく見るとテーブルもなかなかオシャレなんだよね……。
松江〜出雲市
松江まで来たし出雲市まではもうすぐなのかと思っていましたが、ここから1時間ほど乗車していました。さすがは観光列車。
というのも途中で減速運転を行ったり、反対列車との待ち合わせでしばらく停車していた関係で思いのほかゆっくりだったというのが挙げられます。
松江駅のお隣、乃木駅を過ぎてしばらくすると、湖のそばを走行します。
※写真は別の列車から撮ったものです。
特急やくもなどが宍道湖畔を通る際にも案内の放送が入りますが、あめつちでは観光列車というだけあってより詳しく案内がなされていました。
また、景色を楽しめるように減速運転していました。
個人的に宍道湖辺りの車窓って結構好きなんですよね。
穏やかな湖と遠くに見える建物群が見ていて飽きないです。
これは余談ですが、松岡修造さんがマイナス10℃の中、しじみがトゥルルと頑張っていたところがこの宍道湖です。笑
しばらくして列車交換の待ち合わせの際、アテンダントの方に「アンケートにご協力いただけますか?」と言われたので快く引き受けることにしました。
「どこから来たの?」「どこに行くの(行ったの)?」「この観光列車どう?」などの質問でしたが、割と正直に結構しっかり書きました。
せっかくなので「ご意見・ご感想をお聞かせください」の欄に書いたことの一部を箇条書きにてご紹介します。(部分的に改変しています)
- 車内の感想(上に書いたような感じ)
- 列車交換の時間・回数が多く感じましたが、その間に周辺の観光案内をして飽きさせない配慮が良かったです
- 車掌やアテンダント、駅員の方々が丁寧で親切に話してくださったので大変好印象でした
- みどりの券売機でも座席が選べたらよかったです(クレームじゃなくて選べたら良かったのになぁ、って感じ)
ちなみに観光案内は湖や温泉、遺跡や出雲地域の歴史などを話してくださいました。
また、日本神話の聖地というだけあって随所に神話に関連する話が出てきたため、事前に「因幡の白うさぎ」など頭に入れておくとより楽しめるかもしれません。
提出したらクリアファイルをもらいました。
まさかもらえるとは思ってなかったのでビックリ。
列車の先頭からはこんな景色が見えました。
“出雲の大川”と呼ばれた斐伊川(ひいかわ)を渡るといよいよ終点の出雲市です。
一見すると何てことはない川ですが、日本神話に登場するヤマタノオロチと大きく関係しているそうです。ここでも減速運転がされました。
終点:出雲市駅
というわけで終点の出雲市駅に到着しました!!
出雲市は山陰地方第3の都市で、出雲大社
そういえばこの区間(米子〜出雲市)、雨で特急は動いてなかったのにこの列車は通常通り動いてて不思議でした。
あめつちのロゴマーク。カクカクしてはる。
駅の色んなところにあめつちの看板がありました。
あのクソ高い瑞風より目立っておられる……さすがはディスティネーションキャンペーン。
おわりに
今回初めて観光列車「あめつち」に乗車しましたが、観光列車に乗り慣れていない自分には楽しめました。
「リクライニングがない」といった、全てを褒め称えた乗車記ではなかったですが、個人の率直な気持ちなので「ほーん」程度に見てもらえたらと思います。(座席の位置)
特急列車並みの値段はしますが、例えば移動中も楽しみたいという方にはオススメできると思います。
言うまでもなく速達性は皆無なので
初めて山陰に行くという方は特に乗ってみると楽しめるかなと思います。
この列車は普通列車グリーン車扱いですが、どう考えても普通ではないので特別列車グリーン車と考えたら安く感じるのでは?と思いました。
というわけで今回の旅行記はここまでです。
ご覧いただきありがとうございました!!
他にも旅行記を書いてるので合わせてどうぞ↓