【オススメ】埼玉が誇る防災地下神殿『首都圏外郭放水路』【訪問記】

旅行記

こんにちは。ひのひかりです。
全国でも有名な”地下神殿”こと『首都圏外郭放水路』に行ってきたのでそのときの様子をご紹介します。

首都圏外郭放水路はどこに?

「地下神殿って有名だけどどこにあるんだろ?」と長らく漠然と思っていましたが、調べてみるとどうやら埼玉県にあるとのこと。以前Twitterで「埼玉には何もない」旨のツイートを見かけたことがあったのですが(正直私も川越と秩父・長瀞くらいしか知らなかった)、「地下神殿は埼玉にあったんだ」と思いすぐに行く計画を立てました。
ちなみに「首都圏外郭放水路って何?」って方はホームページをご覧ください。

アクセス方法

車は持ってないので鉄道と徒歩で向かいました。最寄駅は東武アーバンパークライン(野田線)沿いの南桜井駅

上のGoogle mapsを見てもらうとお分かりかと思いますが、駅から少し離れています。
以下に駅から徒歩で向かったときの様子を記載しているので参考になればと思います。

春日部駅までは特急スペーシア課金しました。確か北千住から30分弱くらい?

スタート:南桜井駅

最寄りの南桜井駅。春日部駅から2駅のところにあります。

南桜井駅に降りてみての第一印象は「結構ローカル」でした。乗り換えで利用した春日部駅がターミナル駅だったからそう感じたのかもしれません。
で、本来ならここからタクシー課金して地下神殿に向かう予定でしたが、北口にタクシーが停まっておらず(今思えば南口にいたのかも)徒歩で向かうことに。徒歩30分弱程度かかったため、夏場は徒歩での移動はオススメしません。
また、道中は住宅地&農地のため、飲み物を持っていない人は駅前のスーパーで調達しておくといいと思います(一応道中に自販機はありましたが)

地下神殿までの道中

南桜井駅をひたすら北上します。

桜咲く小学校の横を通り抜け、大きめの道路を渡り(写真なし)、住宅地を北上していくと、畑の並ぶ一気にローカルな地域に入りました(明らかに私有地だったので写真は控えました)。
地図を見てもらうと分かると思いますが、住宅地と農地の境目が結構ハッキリしてて面白かったです。

そして曲がりくねった細い道を抜けると・・・

だだっ広い運動場が現れました。ここが首都圏外郭放水路の地上部分で、この地下に広大な神殿が広がっています。
ちなみに写真中央にある白い物体から地下空間に入ります(集合・解散場所もココ)

首都圏外郭放水路の地上部分

この独特な形状をした建物(龍Q館)の窓口で予約した旨を伝えます。
この建物には首都圏外郭放水路の操作室があり、また、防災システムの概要や仕組みについて学ぶことができます。

予約したことを1F窓口で伝えると、パンフレットや記念シール、そして赤いワッペンをもらいました。
地下神殿に入る際にはこの赤いワッペンをつける必要があります。なかなかイカしたデザインだと思います。

地下神殿内部の様子

地上から階段で降りると……

地下神殿に到着!噂に違わぬ空間が広がっていました。
この空間は「調圧水槽」というらしく、長さ177m、幅78m、高さ18mの巨大な水槽となっていて、雨が降った際にはここに水を貯めて、水圧を調整しながら江戸川に水を流す役割を果たしているとのこと。

人と比べるといかにこの空間がデカイかが分かるかも。

結構高いところにラインが引いてありました。

人工物ですのでいつ行っても同じような雰囲気だと思うのでGoogleストリートビューで満足できる方は別に行かなくてもいいかなとは思いますが、1,000円でツアーに参加できるため、無機質な人工物好きは絶対行くべきスポットだと思いました。ホームページから簡単に予約ができるため、時間を見つけて訪問してみてはいかがでしょうか。

首都圏外郭放水路