【ひとり旅】加太温泉宿泊記【紀州和歌山】

旅行記

こんにちは。ひのひかりです。
少し前に紀州和歌山の『加太温泉(かだおんせん)』というところに泊まってきましたのでその時の様子を簡単ですがご紹介します。

加太温泉とは?

個人的に「○○とは?」を入れるのはあんまり好きじゃないけど後から自分で振り返ったときのために書いておきます(自分用。w)

かだ 加太
和歌山市北西端の紀淡(きたん)海峡に面する漁村。古くは紀州から淡路・四国への重要な港。

MacBook内蔵の国語辞典では上記のように出ました(初手辞書頼り)

少しだけ追記すると、和歌山県の中でも特に淡路島に近く、大阪湾の南端に位置しています。
また、加太観光協会のホームページによると、万葉の歌人が“潟見の浦”と詠い上げたような自然の眺めが美しい場所とのことです(実際良かった)。

今回泊まったホテル

今回泊まったホテルは『和歌山加太温泉シーサイドホテル加太海月』という宿です。
この文章を書いているときに知ったのですが、「海月」は「かいげつ」と読むそうです。
「海月は『くらげ』かな?……いやいや『うみづき』か……それとも『みづき』?」など思っていましたがどれも外れでした。w

かいげつ【海月】
海上の空の上に出る月。

場所についてですが、参考までにGoogleマップを下記に載せておきます。

地図で見ると何だろう……大阪から近いのか遠いのかイマイチよく分からない距離感。

道中の様子

本筋から逸れすぎない程度に紹介すると、

・京成スカイライナー(上野〜成田空港)
・飛行機(成田空港〜関西国際空港)
・南海電車(関空〜泉佐野〜和歌山市〜加太)

で移動してます。

①京成スカイライナー(上野⇒成田空港)

上野・日暮里と成田空港を約40分で結ぶ京成スカイライナーで移動しました。
自宅から成田までが地味に遠いので、成田を利用するときは大体スカイライナーを使ってます。
成田エクスプレス?知らない子ですね……。

ちなみに席はガラガラで、車両には自分含めて2人しかいませんでした(TABUN)

②飛行機(成田空港⇒関西国際空港)

思わず走りたくなることに定評のある成田空港第3ターミナルから関空へひとっ飛び。
ジェットスターで行きましたが車内は7〜8割程度埋まってた気がします。

③南海電車(関西国際空港⇒泉佐野⇒和歌山市⇒加太)

成田空港から空路で1時間ちょっと、関西国際空港に到着です。

関空は本当にガラガラでした。
通常ではあり得ない珍しい光景なんだろうなと思いながらも宿を検索し始めました

実は今回泊まる宿は、関空に来てからその場のノリで決めました
最初は和歌山市駅か和歌山駅の近くで大浴場に入れるホテルを探していたのですが、まさかの旅館が4,000円で泊まれるとのことだったため即決、ここからは南海電車を乗り継いで向かいました。

泉佐野では難波から来た下り列車に乗り換えました……が、車内は想像以上に混雑しており半分以上の区間を立席で過ごしました。
和歌山市駅からは南海加太線に乗り換え。外は真っ暗で何も見えませんでしたが、道中の行き違いでピンクの列車とすれ違いました。

④送迎車(加太〜ホテル)

加太駅からは送迎バス(ハイエース)が!事前に予約すると指定した時間に来てくれるというものでした。
今回私は関西国際空港で「○時に加太駅に着きます」と電話で予約をしました。
駅前でバッチリ待機していてくれて本当にありがたかった

乗車したあとドライバーさんが開口一番言われたのは「ご飯食べてきました?」で、食べたことを伝えると、「それは良かった〜」とのこと。
理由を聞いてみると、夜はどうやら店がやってないようで、どうやら加太の町は昔から店が閉まるのが早く、20時には閉まるんだとか。
反対に漁師町という特性もあってか、朝から開いている飲食店は多いらしい。

……と、こんな話をしている間にホテルに到着しました。5分とかそのくらいで着いた気がします。

ホテルの様子

室内

ホテルは想像以上に立派で、室内も綺麗でした。
1人で泊まるには広く、4人でも普通に寝られる広さでした。

今回思いつきでなければ来られなかったこともあり、ひとり旅ええな……って。
個人的に食事以外は凄く楽しく、また、寂しさも非日常のスパイスに感じられて好きです。

……話を戻しますが、この部屋には旅館でありがちな(?)、向かい合わせの椅子が窓際にあります。

こういうのを見ると「旅館に泊まってるんだ……」と高揚感が得られます。私だけ?
そして窓にはオーシャンビュー
あいにくの曇り空でしたが、目の前が海というのはかなり開放感があって良かったです。
海を眺めながら水平線の向こうに思いを馳せることもあれば、海の音を聴きながら心を落ち着かせることもあり、色んな感情になれて好きなのですが、ここではとにかく穏やかな気持ちになれました。

温泉

この宿は温泉旅館ということもありもちろん温泉がついています。
泉質は炭酸水素塩泉(重曹泉)なんだそうで、朝晩で男女交代になるため2回入るのがオススメです。
どちらも内湯と露天風呂があり、また、私は見れませんでしたが夕方は水平線に沈む夕日が見られるそう。流石に中の写真は撮れないので公式ホームページを見てください……。

http://www.azumaya-seaside.com/hotspa/

そして部屋でのくつろぎタイムもあっという間に過ぎ、チェックアウトの時間に(雑な時間経過)。
ありがたいことに、帰りもハイエースで加太駅まで送ってもらえました。

オマケ:加太の様子

あいにくの雨天だったため周辺の散策は全然できませんでしたが、ホテルの近くには神社がありました。

ほかには寺社や海水浴場などがあり、また、港から船に乗り換えること20分で無人島群、友ヶ島へアクセスすることもできるようです。また機会があればそのときは訪問してみたいです。

そんなわけで加太駅に到着。もっとゆっくりしていたい空間でした。

まとめ

関空で思いつきで決めた宿でしたが想像以上に良かったです。
和歌山は同じく和歌山市内にある和歌の浦の温泉もとても良かったですが、せっかく来たなら泊まった方が絶対にいいなと思いました(和歌の浦でも泊まれますが)。
また、前述の加太観光協会のホームページを見ると京阪神からのアクセスの容易さもアピールされており、実際に和歌山市駅から電車で30分ほどで最寄駅まで行けるため、鉄道のアクセスも結構いいのではと思いました。ぜひ一度足を運んでみてください。