【寝ながら四国へ】大阪南港→東予港オレンジフェリー2等寝台乗船記
船内の様子
?!
乗船早々エスカレーターが出迎えてくれました。
エントランス
?????!!!??!?
え、何ここは……(困惑)
雰囲気は一昔前の豪華ホテルみたい……いや豪華ホテルに泊まったことないけど。
この後自分の泊まる2等寝台の部屋へ……と、その前に人の少ないうちに船内を散策することに(建前)
部屋が分からずしばらく船内をウロウロしていました(現実)
2等指定
↑ここが2等指定。このオレンジフェリーで1番安く乗船できる席です。
鉄道に例えるなら寝台特急サンライズエクスプレスのノビノビ座席の仕切りがない版、でしょうか……?
初めはここにしようと思っていましたが、初めての夜行フェリーだったということや確実に電源を確保する必要があったことなどから1000円程度追加で払って2等寝台を選びました。
結果的にはそこまで混んでいない様子でした。繁忙期はちょっと大変そうですが、閑散期ならこっちの方が開放感があるかも。
まぁ繁忙期でも横になれるという圧倒的なアドバンテージがあるため、夜行バスより良い眠りができると思います。
2等寝台
2等寝台の一部は少し奥まったところにあります。
このフォントが何とも良い味出してやがる……。
ここが本日の宿、2等寝台です。
なんてことはない、普通の二段ベッドです。
この部屋にはこれが4セットあり、最大8人で過ごすことになります。
カーテンで仕切られるため自分は全く気になりませんでした。この日は室内に4人いて、各二段ベッドの下段に寝る形になりました。
これは余談ですが、偶然同じ部屋になった方と話す機会があり、フェリーの中ではビールとおつまみをご馳走になりました。
ここでは詳細は省きますが、四国に着いてからも色々とお世話になりました。ここで言っても仕方ないかもしれませんが、本当に感謝しています。
かなり珍しいパターンかもしれませんが、フェリーならではの出会いもあるのかもしれません。
2等指定と2等寝台の違い
せっかくなので指定・寝台の違い・そして私が2等寝台を選んだ理由についても書いておきます。とはいえ既に紹介してる部分も多いのでしてない部分だけ……。
まずはこれ、ちょっと分かりづらいですが2等寝台には1人1つコンセントがついています。
事前に調べた限りでは、2等指定はコンセントがある席とない席があるとかないとか書かれてた(実際は分かりません)ため、確実にコンセントのあるこっちを選びました。
また、寝台には船内で着られる浴衣があります。
おかげでその日の夜着る服を持ち込む必要がなくなり、荷物が多少軽く済みます。
少しの差かもしれませんが、少しでも荷物を軽くしたかった自分には助かりました。
これらのことから寝台を選びましたが、その中で唯一困ったことがありました。
それは圏外になったこと。まぁベッドでスマホいじってないで寝ろってことですね。
……とは言いましたが、このフェリーには船内Wi-Fiがあるためロビーなどに移動すれば問題なく通信できます。
今回泊まった部屋は船の端にあり、Wi-Fiが届かなかったというわけです。
ロビー・展望室
暖色を基調としたロビー。しばしの間、旅人から王侯貴族にクラスチェンジした気分になりました。低い声で高笑いをしたい気分にもなりました。
そして橙色の螺旋階段をあがると……
ここで神でも降臨させるのか?!と思ってしまうような、神秘性のある空間が。
先ほどの下層とは異なり寒色を基調とした落ち着きのある空間です。
夜中はここで某大学生集団が楽しげに大富豪(トランプゲーム)をしていました。
一方私は船内で知り合った方と歴史や芸術の話などで盛り上がっていました(!?)
ピアノも置いてありました。
階下にはマッサージチェアもありました(有料)
このオレンジ色の明かりがまた良い……。
語彙力がなさすぎてさっきから「良い」を酷使してるけどそのくらい好きです。
そういえば、大阪南港フェリーターミナルもオレンジ色の明かりでしたね。良い。
船内で知り合った方に「初めてなら外に出てみるといいよ」と助言をいただき外に出てみることに。